最近の世の中
ニュースをみていたら、イスラム教系の国で予言者を冒涜した風刺画に抗議してデンマークの国の大使館を焼き討ちしたりする物騒な事件がおこっています。抗議をするっていうのは当然の行為だとしても、暴力行為がともなった時点で非難されるべき行動だとは思うのですが、それさえも正当な行為だとする彼らの思考は先行きに恐ろしさを感じるのでした。アフガニスタンの山奥で仏像を破壊した行為に対しては彼らの思考からすれば正当化されるのでしょうが・・・。そうなると、対話の接点はどこにもなくなってしまうような気がします。
本屋さんでたまたま手にした「嫌韓流」という本。真剣に読むとワンサイドなお話になってしまい嫌悪感をおぼえるのですが、笑いながら読むと、このイスラムのニュースと同じく、自分たちと違う意見は一切受け入れないっていう思考を底流に感じてしまうのでした。人権問題も、すべてをひっくるめて扱うと同じ流れになるような気がしてしまいます。
そういう人たちとも大人として振る舞って、どうつきあっていくかが今後の課題ですね。ああ、いやな世の中だなぁ。今はあんまりはやらないけれど、コスモポリタンな生き方ができるといいんですけど。
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